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リハビリテーション科

リハビリテーション科のご案内

リハビリテーション科は、入院部門・外来部門、訪問リハビリテーションに分かれており、入院中(急性期・回復期)および退院後の自宅での生活(生活期)でのリハビリを行なっています。
疾患急性期から回復期および生活期のリハビリテーションを受けていただくことで、患者さま・利用者さまが元の生活に近づく、新しい生活様式をご提案することを目標としています。

スタッフ体制

理学療法士(PT) 作業療法士(OT) 言語聴覚士(ST)
入院・外来 30名 19名 9名
訪問リハビリ 14名 2名 4名

※2020年5月現在

各分野のご紹介

理学療法(Physical Therapy:PT)

理学療法は理学療法士が行う運動療法と温熱機器などを使用して行う物理療法の2つに大別されます。
運動療法では患者さま一人ひとりの身体機能・回復状態に合わせてトレーニングを行い、基本動作(起きる、座る、立ち上がる、歩くなど)の改善や環境を整えることによる生活の質の向上の支援を目的としています。

作業療法(Occupational Therapy:OT)

作業療法でいう「作業」とは、言葉を変えれば「生活の中のあらゆる活動」を指しています。
作業療法は食事をする、入浴をするといった生活動作に加え、趣味や遊びの要素も含めた「作業」を通じて身体的な回復だけでなく精神的なサポートも行い、患者さまの生活の質の向上の支援を目的としています。

言語聴覚療法(Speech and language Therapy:ST)

言語聴覚療法では、患者さまの「食べる機能(嚥下機能)」という生物としての本質的な機能と、「周囲の人とのコミュニケーション」という人としての社会的な能力の向上を図ることを目的としています。
「食べる」、「人とつながる」という喜びを通じて、患者さまの生活の質の向上を図ります。

入院リハビリテーションについて

当院に入院された患者さまのうち、医師によりリハビリの必要性があると判断された方は入院リハビリテーションを受けていただきます。入院リハビリテーションでは、患者さまの1日でも早い社会復帰を目指して、医師・看護師・セラピスト・地域連携室などの専門スタッフが協働し、患者さまとその家族さまが安心して退院できるようサポートしています。

一般病棟

主に脳卒中・脊髄損傷などの中枢神経疾患、骨折術前/術後・人工関節などの整形疾患、内部疾患の治療後などの方の急性期リハビリテーションを行います。また、回復経過が長期化するケースでは地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟へシームレスにつなげていきます。

地域包括ケア病棟

自宅復帰を目標として短期集中的にリハビリテーションを行います。病状等に応じて包括的なリハビリテーションを行います。また、身体機能の低下を予防するリハビリテーションを行うことで、退院後の生活をスムースに迎えられるよう努めて参ります。

> 2階病棟(一般・地域包括)

回復期リハビリテーション病棟

脳血管疾患、大腿骨頚部骨折等の患者さまなどの回復経過が長期化するケースに対して365日集中的にリハビリテーションを行います。早期から自宅復帰に向けての目標を明確にし、病棟全体でより密度の高いリハビリテーションを提供して参ります。

> 3階病棟(回復期リハビリテーション)

回復期リハビリテーション病棟1
回復期リハビリテーション病棟2

外来リハビリテーションについて

当院では、自宅で生活をされているけれども痛みや筋力低下、運動麻痺などの障害により生活・就労などでお困りの方や、退院後もリハビリ継続が必要な方に、外来通院でのリハビリテーションを行っています。また、近隣の医療機関からの紹介により受診されている患者さまもおられます。

∨ 外来リハビリの流れ

目的

復職・介護予防・日常生活動作における機能回復

対象

自宅で生活をされている方で、介護認定を受けられていない方(介護認定を受け介護度が交付されている方は外来リハビリを受けることができません)。疾患としては、整形疾患(骨折、関節症、椎間板ヘルニア、スポーツ外傷 など)や、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血 など)が対象となります。

疾患別の内訳(2019年度)

疾患別の内訳(2019年度)

整形外科領域の内訳(2019年度)

整形外科領域の内訳(2019年度)

日程

「-」:診療はお休みいたします。

診療時間
午前(9:00 ~ 12:00)
午後(16:00 ~ 18:30)

期間

疾患によって異なりますが、リハビリ開始時に目標を設定しおおよその終了予定時期を設定します。

リハビリ提供時間

20分/回(1単位)

※ただし、疾患・症状によって介入時間が異なる場合があります。

外来リハビリの流れ

  1. 当該する診療科(内科・整形外科)を受診していただき、診察医のリハビリ処方を受けていただきます。
  2. リハビリテーション科外来にて、初回のリハビリ予約を取っていただきます。

    ※リハビリ処方当日は原則リハビリの実施はございません。

  3. 初回のリハビリ予約日には、診察券を受付再来器に通していただき、当該する診察室の前でお待ちください。
  4. 初回リハビリ実施の際は、今現在の生活の中でお困りの症状などを伺い、評価介入させていただきます。リハビリの目標を設定していきます。

※当院の外来リハビリは担当制ではございません。リハビリ担当者の指名はご遠慮ください。 

> 栄宏会小野病院訪問リハビリテーション